38歳エンジニアが40歳でリタイアを目指す

38歳エンジニアが40歳でリタイアを目指すための日常を綴ります

インフルエンザは仕方がない。適応障害は甘え。という謎の風潮があるのはおかしい

風邪、インフルエンザ、骨折などで仕事を休みますというのは容易に理由になりうるが

なぜか、適応障害などの精神疾患の場合は「甘え。」だの「逃げてる。」などと言われる

という謎の風潮があります。

 

しかし、健康な人が仕事をした時のパフォーマンスを100%としたとき

以下の場合はどれもパフォーマンスが低下して仕事に支障をきたすという意味では

同じだと思う。

 

【デスクワークの例】

・風邪をひいてしんどいです。

・インフルエンザで熱が39度を超えてしんどいです。

・手を骨折したのでキーボードが打てません。

・鬱や適応障害でしんどいです。

 

風邪の場合は病院に行かずに市販薬を飲んで安静にして治す人もいると思います。

(このタイプは服用しつつ仕事をしようとすることが多くて理解できません。)

しかし、インフルエンザ、骨折、鬱、適応障害の場合はどうでしょうか。

ほとんどの人が病院に行くのではないでしょうか。

 

インフルエンザの場合は病院で薬を処方してもらって安静にする。

骨折の場合は病院で包帯巻いて固定したり何らかの処置をしてもらって安静にする。

 

鬱や適応障害の場合も同じです。

鬱はうつ病です。

適応障害は障害です。

どちらも病気です。

 

病気なのだから病院に行って薬を処方してもらったり

点滴といった処置をしてもらったりして安静にします。

 

なぜか会社は精神疾患は甘えで根性が足りないとか言います。

病気なのだから、甘えや根性に関係なくかかる人はかかります。

病気である以上、本来のパフォーマンスを発揮できないのだから

治してから仕事すべきだと思います。

 

だって、「マラソン選手が足を骨折しました。」といった場合

「骨折してるけど痛いの我慢して走るぜ!」とならないではないですか。

もし、そのように言う人がいたら

「いやいや、骨折治してから走ろうぜ・・・」となりませんか?

このような状態で走り続けたら、悪化して2度と走れない体になってしまいますよ。

 

精神疾患も同じはずですが

うつ病だけど辛いの我慢して仕事するぜ!」

適応障害だけど辛いの我慢して仕事するぜ!」

と言った場合に、なぜか「こいつ根性あるじゃないか!」と評価される。

「いやいや、うつ病治してから仕事しようぜ・・・」とならないのが謎すぎる。

このような状態で仕事し続けたら、悪化して2度と仕事できない体になってしまいますよ。

 

それでも仕事をするというのは何なんだろうか。

自分は他者よりも優秀だから、病気でパフォーマンスが落ちてもハンデなんだ。

とでも思っているのでしょうか。

理解できない。

 

というわけで言いたいことはただ1つ。

「まずは病気を治しましょう。」