38歳エンジニアが40歳でリタイアを目指す

38歳エンジニアが40歳でリタイアを目指すための日常を綴ります

ゲームセンターのクレーンゲームのフィギュアの原価

結婚した姉が実店舗のゲームセンターにハマっています。

中でもクレーンゲームでフィギュアを取るのに夢中です。

 

「私、クレーンゲーム得意なのよ。」

「常連になって店員さんとも仲がいいの。」

「店員さんに言うとフィギュアを中央に置いてくれるのよ。」

 

などと言っている。

そこでクレーンゲームのフィギュアについて調べてみた。

 

まず、フィギュアを中央に置いてくれる件については

クレーンゲームの中央にフィギュアの箱と同じくらいの大きさをかたどるように

「」という印がある。

 

店員にクレーンゲームでフィギュアを取りたいと言うと

この位置に置いてくれるシステムになっている。

そうこれはサービスで取りやすく置いてくれるのではなく

ここがスタート地点であることを示しているのだ。

 

つまり店員がスタート地点にフィギュアを置いてくれる行為を仲良くなったと

勘違いしているのである。

店員は内心「単純でバカな客だ。」とでも思っていることでしょう。

 

クレーンゲームが得意であることを自慢していたので

実際にいくらで取っているのか聞いてみたら、5000円だった。

これには驚いた。

 

いやいや高すぎでしょ。

得意なら数回で取れるものなんじゃないの?

何で50回も挑戦して1個しか取れてないの・・・

 

もしやそのくらい原価が高いので、5000円で取れたと言うのは本当に上手いのか。

と思って調べてみた。

 

結論を言うと、クレーンゲームのフィギュアの原価は上限800円です。

法律でこのように決められているからです。

それ以上の原価の景品にすると違法になるわけですね。

 

店側は原価率を30%で設定しており、原価÷売上=原価率で計算すると

800÷売上×100=2700円となります。

そこにクレーンゲームの維持費などを考慮して3000円で取ると定価になります。

 

つまり、3000円支払ってフィギュアを買うのが相場ということになります。

損益が赤字に転じるのは原価率が50%で計算したときの定価1500円とのこと。

仮に1500円未満で取ることができれば、かなり上手く取れたことになり

店側は赤字で利用者は儲けたと言えるわけです。

 

メルカリなどのフリマアプリでクレーンゲームのフィギュアを見ると

だいたい2000円台で販売されています。

新作の場合は3000円を超えるものがあります。

3000円から時が経てば値下がりしていくという感じですね。

 

以上を踏まえて、自力で3000円以内で取れるのであれば取ったほうがお得。

それ以上かかってしまうようであれば、フリマアプリなどで購入したほうがお得。

ということになりますね。

 

うちの姉は5000円かけていますから、そりゃお店側にとったら良いカモですね。

姉曰く旦那の給料ではなく、自分が結婚前にバイトで貯めていたお金を使っているから

誰にも迷惑かけてないと言っているのですが、そんな無駄金使う余裕があれば

住宅ローンを前倒しで返済すれば?と思ったり

自分で取ることに楽しみを見出しているのだと思ったりします。

 

個人的にはクレーンゲームなんて1時間もやらないだろうから

そんな短時間に5000円もかけるのは趣味としてどうかと思っています。

まあ、私のお財布から出ているわけではないので好きにすれば良いとは思います。

あくまで私なら絶対にやらない。というだけのお話です。

ちなみに私はローンも嫌いなので住宅ローンも組んでません。

手が届かないものには背伸びして手を出さないタイプです。

 

と話が逸れましたが、こういうのは事前に定価にすると

いくらくらいが相場なのかということを把握するのが大事だなと思いました。

 

それではまた。