38歳エンジニアが40歳でリタイアを目指す

38歳エンジニアが40歳でリタイアを目指すための日常を綴ります

労働という名のラットレースから脱出するべし

政府が定年を70歳までに延長するように企業努力するという発表があったのは

多くの人が知っていることだと思います。

将来もらえる年金は減っていき、労働期間は長くなり、税金は増える。

 

これは少子高齢化が進んでおり経済が衰退しているので仕方がないことですね。

本来なら60歳で引退してその後は年金で悠々自適に生活するのが

良しとされてきましたが、すでにこれは叶わぬ夢となっているのが現状です。

 

政府が「一億総活躍社会」を目指すと公言しており

つまりこれは「一生働く」ことを目指しているということを意味する。

 

ラットレースとは働いても働いても一向に資産が貯まらないことです。

資産が貯まらないから働かないといけない。

政府が目指している「一億総活躍社会」=「一生働く」=「ラットレース」

と言えるでしょう。

 

全ての国民がラットレースに参加することを目指すと公言している政府は

奴隷社会でも目指しているのでしょうかね。。。

 

日本の労働環境はもともと悪くなる傾向にありましたが

新型コロナウイルスの流行があり、さらに悪化が加速しています。

 

テレワークが普及したおかげで通勤時間がなくなり自宅で仕事ができるのは

一見良くなったと思うかもしれません。

しかし、時間外に頻繁に連絡が来て、通勤していた時はしなくて良かった時間帯まで

労働していることはないでしょうか。

たとえば、22時以降に急ぎ翌朝までにやって欲しい。といった連絡です。

 

また、テレワークができない会社はもっと酷くて

私の姉から聞いた話ですが、旦那の会社が相当ひどい労働環境のようです。

今まではホワイト企業で福利厚生がしっかりしており

有給が取りやすくて残業も少なかったのですが

今年になってからは、休日出勤と残業が激増したとのことです。

 

残業も仕事が終わる時間帯には終電がなくなっているので

社用車を自分で運転して深夜4時ごろに帰宅して

朝6時半にまた社用車を自分で運転して会社へ行く生活が続いているようです。

ちなみに自宅から会社までは電車で片道2時間で、車でも同じくらいかかるようです。

 

このように自分の身内で、今までホワイトだった会社がブラックになってきたという

話を聞くようになったので、このままラットレースに参加していては身が持ちません。

というかすでに私は休養中です。。。

 

では、どのようにして脱出するかですが、給料は上がらないので支出を減らして

生活レベルを下げるしかないと思います。

私はこれを実践するようにして40歳にラットレースから離脱することを宣言しました。

 

私たちは「いかにお金を稼ぐこと」に注力しがちですが

「苦労して手に入れたお金は簡単に手放してしまいます。」

衝動買いというのが最たる例です。

 

お金は金額に見合う価値が得られるのかをよく考えてから手放すべきです。

たとえ1000円でも、その1000円を手に入れるためにどれだけ労力が必要なのか。

ということを考えれば、衝動買いはなくなると思います。

 

一番危険なのはソシャゲのガチャです。

私も昔ハマっていて見栄をはって800万円ほど溶かしていた時期があります。。

今思えば本当にバカだなと思うのですが、勉強にはなりました。(高い勉強代。。。)

 

ソシャゲは絶対に課金してはいけません。

課金して強くなってその時はすごく気分が良いです。

しかし、どんどん欲求が増していって、アップデートが行われてガチャに

さらに強いキャラが追加されたりすると、また課金するという沼に陥ります。

終いには、「目当てのキャラが出るまで回すから出現率は実質100%」という

頭のおかしな事を言うようになるかもしれません。(はい、私がそうでした。)

そしてサービスが終了してしまうと、後には何も残らないのです。

 

これからは昭和・平成時代のように

・給料を受け取るとその分使ってしまう。

・給料が上がると生活レベルを上げてしまう。

 (サブスクに入ったり、ブランド品を買ったり。)

 

というのは通用しません。

令和の時代はますます国が貧乏になっていきます。

オリンピックにかかった3兆円の負債もサラリーマンがツケを払うことになるでしょう。

 

ですので無理のない範囲で節約を続けて

若いうちにラットレースから脱出必要があります。

これ以上労働環境が悪くなる前に離脱しましょうということです。

 

それではまた。