38歳エンジニアが40歳でリタイアを目指す

38歳エンジニアが40歳でリタイアを目指すための日常を綴ります

難病医療と患者の負担費用

私は潰瘍性大腸炎という難病にかかっています。

私が初めてかかったのは高校生の時で、その時は医療機関での受診料が1割で

お薬代は全額免除でした。(お薬はタダでした。)

 

しかし、私の前にかかっていた人は医療機関での受診料が全額免除な上に

なんとか給付金みたいな形でさらにお金が貰えるというものだったそうです。

昔は良かったんだなぁ。。。

 

今はどうなっているかというと、医療機関での受診料が2割で

お薬代は全額負担です。(なんということだ・・・)

ただ、所得に応じて月額の負担金に上限があって、私のように年収380万円程度であれば

月額1万円が上限で、それを超えた分は支払わずに済みます。

 

私の受診料がだいたい300円くらいで、お薬代は10割負担にすると18万円なので

2割負担で考えると本当は9万円支払わないといけないのが、上限1万円なので

それで済んでいます。

また、受診頻度は2ヶ月に1回なので1月にしたら5000円といったところです。

この医療費がとても高いんですよ・・・

 

飲み薬だけならおそらく上限の1万円に達しないと思います。

しかし、お尻から直接注入する「ペンタサ注腸」というお薬がバカ高いです。

健康保険組合からは医療費が高いからジェネリックを使用するように協力ください。

といった内容の封筒が数ヶ月に1回送られてきますが、残念ながらジェネリックにすると

お薬の成分は同じでも、どこでどのタイミングで効果を発揮するかというのが

微妙に違うため、主治医からは今のお薬で症状が抑えられているので

下手にジェネリックにするのはやめた方が良いと言われています。

 

潰瘍性大腸炎は患者の数は増加傾向にあるものの、完治することはない

難病に指定されています。

かかった当初では完治する薬の開発が進められているという話を何度か聞きましたが

あれから数十年・・・未だに完治する薬は出回っていません。

というか開発されているという話すら聞かなくなりました。

無理だったのでしょうかね・・・

 

ちなみに自民党の安倍元総理大臣も同じ病気のようですね。

1回目の総理になった時に病気が悪化して辞任したとか。

2回目もコロナ騒動で相当ストレスがたまっていたのか、潰瘍性大腸炎が悪化して

辞めたのかなと勝手に思っています。

 

そう、この病気は原因がはっきりわかっていませんが、ストレスが大きな要因と

言われています。

私も労働していた時はちょくちょくお腹を壊したり、血便が出たりすることがありましたが

会社をクビになってから、毎日好きなことをしてだらだら過ごしている昨今は

症状がとても落ち着いています。

 

このまま緩解を維持してくれたら良いなと思っています。

また労働収入がなくなったので所得もないです。

おそらく来年の月の自己負担上限額は1万円ではなく

5000円とかもっと安くなると思います。

そういう面ではまだまだ日本は弱者に優しい負担額になっていて

過ごすにはとても良いと言えると思います。

 

それではまた。