38歳エンジニアが40歳でリタイアを目指す

38歳エンジニアが40歳でリタイアを目指すための日常を綴ります

健康と節電のためにエアコンの不在eco機能をオフにしました

我が家のエアコンには「不在eco」という機能があります。

この機能は人がいるかいないかを検知して、人がいない時間が10分以上続くと

控えめに(暖房だと設定温度より低く)運転するというものです。

また、人を感知すると自動で元の運転に戻ります。

 

このため、この機能をオンにしておくと、ちょっとした外出などで離れる時

電気代が節約できるというものです。

 

しかし、ほぼ1日中お家にいて、しかもエアコンがつけっぱなしのリビングで

生活している私にとってはこの機能はかえって電気代の無駄であり

かつ、健康に良くないということがわかりました。

 

まず、健康に良くないと感じるのは、人の動きがなければ不在と判断されて

控えめな運転になってしまうということです。

アニメやゲームをして同じ態勢を続けていると、不在と判断されてしまいます。

すると控えめな運転になって、徐々に足元から冷えてきます。

 

また就寝時も同様で寝ているので全く動きがないため、これもまた不在と判断されて

控えめな運転になり、寝ている間に体が冷えてしまうことになります。

これが健康に良くない部分です。

 

電気代の無駄になるというのは、人を再度感知すると控えめな運転で下がった室温を

元の設定温度の室温を確保するために、フルパワーな運転を行います。

これがかなり電気代を食います。

 

エアコンはつけ始めはフルパワーで運転して電気代を大きく消費しますが

その後は室温を魔法瓶のように保温するために、通常のパワーで運転を行います。

この室温を維持するための運転は1時間5円くらいで、フルパワーの時は25円くらいなので

比較すると5倍くらいの差があります。

 

さらにフルパワーな運転を行った後は、寒い日は特に霜取り運転が発生しやすくなります。

この霜取り運転が最も電気代がかかりますので曲者です。

しかも霜取り運転中は室内機は動かないため、お部屋が冷えてしまいます。

 

不在ecoをオンにすると、人を再度感知するたびにフルパワー運転を行うため

例えば、30分ゲームして不在eco運転になって、少し休憩のために立ち上がって

背伸びなどしてみるとフルパワー運転を始めてしまいます。

 

このため、「だいたい同じ態勢で過ごしているけど、ちょくちょく動くことがある。」

といった場合には、ほとんど運転しない時間とフルパワーで運転する時間の

2極運転となってしまい、フルパワーで運転する回数が不在eco機能がオフの時に比べて

多くなってしまうので、かえって電気代が高くなってしまいます。

 

不在eco機能をオンにするとかえって電気代が高くなってしまうことは

リモコンの電気代表示のところで、不在ecoをオフにしたときと比較すると

すぐにわかります。

 

というわけで、ほぼほぼ家にいる状態であれば、不在eco機能をオフにして

エアコンのつけ始めだけフルパワーで運転させて、その後はずっと通常運転で

室温をキープしてもらう方が良いのです。

 

1時間以上外出するのであれば、不在ecoの方が電気代が節約になるのかもしれませんが

不在eco機能で「殆ど運転しない」のと「フルパワー運転」を繰り返すと

かえって電気代が無駄になるので要注意です。

 

少なくとも30分間隔で不在ecoが効いてしまう状態は身体が冷えて健康に悪いし

少し動くとハイパワーで運転するものだから、室温が急激に上がってしまい

それも健康に悪いし、電気代にも良くないです。

また加湿器をつけていると、室温の変化が激しいため窓に結露ができやすくなります。

 

以上を踏まえて我が家では「不在eco」機能をオフにすることにしました。

一概にオフにすることが良いとは限らないと思います。

それぞれの生活スタイルに合わせて使ったり使わなかったりするのが良いかと思います。

 

それではまた。