どこの電力会社も電気代を値上げしてきています。
そこで太陽光発電とポータブル電源の組み合わせで電気代を削減できるか
検討することにしました。
ポータブル電源は大容量のものを使用してエアコンも動かせるものを検討します。
もちろん太陽光発電もそれ相応の大きいものを検討します。
太陽光発電である程度の電力を供給しないとポータブル電源は充電されません。
ポータブル電源と太陽光発電が同じメーカーのものであれば大抵問題なさそうですが
それでも太陽光発電の電力が少ないと充電できないことがあるようです。
結論を言うと太陽光発電とポータブル電源の組み合わせは非効率で電気代の削減には
貢献しないことがわかりましたので私のお家では導入しないことに決めました。
まず太陽光発電は直射日光が当たらなければいけません。
いくら天気が良くて明るい場所に置いたとしても、それが直射日光でなければ
ほとんど発電しません。
また、常に直射日光が当たる場所に置かなければなりません。
例えば、時間帯によっては電柱やアンテナなどの影が太陽光パネルに映り込む場合
少しでも写り込んで影ができてしまうと、発電効率は半分程度まで落ちます。
太陽は時間帯によって直射日光が当たる角度が異なってきます。
常に直射日光が当たる場所を見つけるのが困難と判断しました。
私のお家では朝は南側に日光が差し込み、午後は西側に日光が差します。
このように時間帯によって日光が差す場所が異なるため導入は困難であると判断しました。
また、太陽光パネル自体が大きくて重いので設置する場所に困るという問題もあります。
快晴の日に外に置くにしても盗難などのリスクがあります。
ずっと見張っているわけにはいきませんので、やはり設置は困難です。
考えたのは南と西側の窓の内側に太陽光パネルを立てる方法でしたが
ネットで調べて検証動画などを確認したところ、窓に直射日光が吸収されるため
発電効率が半分以下になることがわかりました。
家の中の太陽の光が当たる場所に太陽光パネルを設置できれば
ポータブル電源も家の中に置いたまま充電することができるため
とても良いと思いましたが、この方法が使えないのです。
導入コストも響いてきます。
太陽光パネルもポータブル電源も導入コストが高いです。
100Wの大型4枚パネルでも3万円くらいします。
これを複数導入するとなると結構な額になります。
ポータブル電源も容量が小さいものであれば数万円ですが
エアコンまで賄えるものとなると数十万円します。
Amazonで見たところ安いものでも18万円、高いものでは40〜50万円もします。
導入コストが高くて太陽光パネルの設置場所も常に直射日光が当たる場所となると
導入は断念せざるを得ませんでした。
理想的な発電と使用方法ですが、現実には常日頃から節電を意識して
そもそも電気を使わないことに徹した方が良いという結果になりました。
というわけで私のお家では導入しません。
それではまた。