私は特定指定難病の認定を受けており、フルタイムで労働している時は
1ヶ月の自己負担上限額が2万円でした。
それが昨年は病気で退職になって、1年のうちの2/3しか労働していません。
おかげで、その年の自己負担上限額は1万円に減額になりました。
そして今年は全くの無収入が続いているのですが、
昨年労働した分の収入で判定されるので、今年の自己負担上限額は5000円になりました。
これがこのまま労働せずに無収入で過ごすと、
来年の自己負担上限額は2000円まで下がります。
究極は生活保護で0円になります。
また、自立支援医療(精神通院)については会社員として労働していたときは
何もキャッシュバックがありませんでしたが、病気で会社に解雇されて無職になってから
社保から国保に変わったので、国保だけ受けられる1ヶ月の自己負担額が500円を
超える部分については全額キャッシュバックされるようになりました。
こうしてみるとあくせく労働してお金を稼げば稼ぐほど、
税金や医療費が高くつくのがわかります。
私は最近、労働したら損で無職を貫く方がお得だと考えるようになりました。
私の親も同様で「働いたら働いただけ持って行かれて損だ。」と言うようになりました。
もう少し労働者にも優しい社会になれば、
無職の人でも労働しようという気になるのではないかと思うのですが、
稼ぐ人からしか搾取するしかないのですよね。
収入がない人から取れるものはないですから。
この辺りのバランスが非常に難しい問題だと思う昨今でした。
それではまた。