38歳エンジニアが40歳でリタイアを目指す

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特定口座にある投資信託は岸田NISAに移すべき

以前に投資の2024年からの方針として一般NISAとつみたてNISAの併用ができて

年間360万円まで投資できるという記事を書きました。

 

そこで現在はもう労働していないので収入がないので、

年間360万円も使いきれないというお話をしたと思うのですが、

ここは思い切って特定口座にある投資信託を売却して、

その分を2024年からのNISA口座で買い直すことによって

一旦利益確定してしまうとはいえ、特定口座からNISA口座に移そうと思います。

 

理由は利益が少ない今の段階で利益確定をして、

先に利益が少ない分にかかる税金20.315%を払ってでも

NISA口座に移した方が将来的にはお得になるからです。

 

投資のスタイルは安定のインデックス投資なので、

私の場合は将来の値上がりを期待して投資しています。

おそらくインデックス投資をしている人のほとんどの方はそうだと思います。

 

インデックス投資では最初は利益が少ないですが、

何十年も長期的に保有することによって利益が大きくなっていきます。

であれば、今の利益が少ない時点で売却して先に税金を払っておく方が

後で利益が大きくなったものに対して税金を払うよりも、

手元に残るお金は多くなるからです。

 

仮に税金を20%として、100万円を投資して利益が10万円だったとしたら

売却すると、手元に8万円が残ります。

支払う税金は2万円になります。

 

これが数十年後、100万円投資していて利益が20万円になっていたら

売却すると手元に16万円が残りますが、支払う税金が4万円になってしまいます。

 

多く税金を払う分先に利益確定して税金を払っておいた方がお得になるわけです。

そして、一旦NISA口座で買い直すと売却時は非課税なので、

今後一切税金を支払う必要がなくなります。

 

ただし、この場合先に税金を支払うので特定口座の投資信託を売却して

買い直してNISA口座にした場合、その直後の資産は減っています。

なぜなら税金の20.315%が差し引かれるからです。

 

目先の資産は減ってしまいますが、

将来的に値上がり益を期待するインデックス投資においては、

先に税金を払っておく方が絶対に将来手元に残るお金は増えます。

 

これは利益が出れば出るほど手元に残るお金の差は大きくなります。

なお、全く利益が出なかった場合は特定口座でずっと持っておいても

NISA口座で買い直しても、手元に残るお金は同じです。

 

唯一、特定口座で持っておいた方が手元に残るお金が増えるパターンは

利益が出ずにむしろ損失になった場合です。

この場合は特定口座で持っている方が手元に残るお金は多くなります。

 

しかし、インデックス投資は将来の値上がり益を期待するために投資しているので

そこは考えずに素直にNISA口座で買い直して何十年も保有するのが良いです。

 

私の場合は収入がないので、特定口座の投資信託を売却してNISA口座で買い直すという

手段を用いますが、当然収入がある方であれば、特定口座の投資信託保有したまま

新たに得たお金で年間360万円の投資を行った方が良いです。

 

あくまで年間に360万円も投資できないけど、

今までつみたてNISAだけだと不安なので特定口座でも投資をしていたので

そちらにも買い付けた投資信託があるという人が対象になります。

 

それではまた。