楽天証券の改悪が止まりません。
この前に保有する投資信託の金額に応じて貰える楽天ポイントの改悪が行われて
「はじめて○○万円に到達したときに100ポイント」といったように
1回きりしかもらえなくなりました。
今までは投資信託を保有していたら毎月楽天ポイントが貰えていました。
この改悪が実施されるのは4月からです。
そして今度はさらに衝撃的な改悪が!
今まで投資信託の買い付けに楽天クレジットカードを使うと毎月5万円まで買い付けできて
そのうち1%が楽天ポイントが貰えるというものでした。
5万円買い付けたなら500ポイント貰えていました。
これが改悪されて9月からは殆どの投資商品が0.2%しかもらえないという
改悪が行われます。
販売会社の信託報酬が0.4%以上の投資信託は今まで通り1%付与で
それ以外は0.2%になってしまいます。
積立NISAで買付できるものは殆ど0.4%未満なのでクレジットカード決済で
0.2%しか貰えなくなってしまいます。
逆に1%の対象となるのはレバレッジ商品となり、これは手を出すのは危険かなと
感じるものばかりです。
有名なemaxis slimシリーズはポイント付与率が全て0.2%です。
インデックス投資でクレジットカード決済を利用していたら9月から
0.2%になってしまいます。
それとは別に楽天キャッシュというサービスが始まり、楽天クレジットカードから
楽天キャッシュにチャージすると、ポイント還元率が0.5%付与され
そこから2022年12末までの期間限定で、楽天キャッシュで投資信託を購入すると
さらに0.5%付与されて実質今まで通り1%もらえるということになります。
しかし、楽天キャッシュでの投資信託購入でもらえるポイント付与率0.5%は
2022年限定ですので、2023年以降はなくなってしまいます。
実質、楽天クレジットカードから楽天キャッシュにチャージした際の
0.5%だけが付与されることになってしまいます。
0.5%付与といえばSBI証券の三井住友カードで投資信託を購入した時と
同じ付与率ですが、マネックス証券が2月下旬からクレジットカード決済で
1%還元するサービスを開始するのに、楽天証券の唯一のメリットと言える
クレジットカード決済で0.2%に下がるのと、楽天キャッシュでも0.5%に下がる
というのは楽天はもうお客を抱え込んだから過剰なサービスをする必要がないと
判断していると考えざるを得ません。
この発表を受けて新規で楽天証券を開設するのはオススメできません。
投資信託の保有金額に応じてポイントが貰えるSBI証券やクレジットカード決済で
1%還元されるマネックス証券を開設した方が良いです。
私は楽天証券はしばらく様子を見ることに決めていました。
少なくとも10月くらいまでは。
ですが、こんなに早く改悪が続くと保有する投資信託をSBI証券に
移管したくなってきました。
実際に移管するかどうかはもう少し考えてみます。
というわけで改悪が止まらない楽天証券のお話でした。
それではまた。