38歳エンジニアが40歳でリタイアを目指す

38歳エンジニアが40歳でリタイアを目指すための日常を綴ります

「働かざる者食うべからず」は間違い。人口の半数は「働かざる者食うべし」の現状

私は子供の頃から母親に「働かざる者食うべからず」と教えられてきた。

また学校などでもそのように教わっていたと思う。

しかし、実際はどうだろうか。

 

「働かざる者食うべし」の人が大半を占めるのではないか。

 

自分の周囲の人間を見てみよう。

 

・母親(専業主婦)

・父親(無職・年金受給者)

・自分(会社員)

 

家族の中で働いているのは自分だけという状況。

2/3は「働かざる者食うべし」であった。

 

いやいや父親は今は年金生活だけど、昔は働いていたでしょう。

と言われると確かにそうだ。

では、その時の状況を見てみよう。

 

・母親(専業主婦)

・父親(公務員)

・姉(ニート

・自分(学生)

 

当初は今よりも「働かざる者食うべし」であった。

もしこの記事を読んでいる方がいたら、自身の周囲を確認してほしい。

私は近所の家族などを見ても、働いていない人の方が多くてその逆は無かった。

 

というより働いていない人の方が多いことはデータで証明されている。

2021年の国政調査で4人に1人は60歳以上であることがわかっている。

そして、4年生大学卒業の22歳から社会人として働くと考えると

それ未満の年齢も働いていないということがわかる。

このようなデータをもとにすると、約半数が働いていないのである。

 

私の場合は家族内で「働かざる者食うべからず」という言葉を使うのは大抵母親だった。

そしてこの言葉は「働かざる者食うべし」の人が言う言葉なのだと思っている。

 

現在、私は適応障害で休養中だが、それまでは働いていて休養になるずっと前から

何度も「働きたくない」と訴えてきたが、母親にこの言葉を返されて働いていた。

 

・あなたの将来のためを思って言っているのよ。

・働かなくてお金がなくなったらどうするのよ。

・お金がないと結婚できないよ。

 

といった言葉を投げられる。

その結果、私は潰瘍性大腸炎を発症して休職したことがあるし

その病気が緩解期(完治していないが症状がない状態)になった途端に

 

・いつになったら仕事するの?

・もう元気なんだから働けるでしょ。

 

といって仕事しろと何度も言われたものだ。

 

当の本人は結婚してすぐ寿退社してその後はずっと専業主婦なのに。

すぐにお見合い結婚したので社会人経験は1年も満たなかったという。

 

自分は病気になったのに、なぜ健康な人は働かずに上から働けと物申すのか。

薄々疑問に感じていたが、当時は20代や30代は働き盛りで働いて当然という思想を

「常識」という言葉で叩き込まれていたので渋々働いていた。

 

働いて結果、給料をもらえるのが確かに嬉しかった。

しかし、働くのは苦痛だった。

なぜなら、「自分のために働いているわけではないから」だ。

 

給料がもらえるということは

「誰かのために、自分が働くことでその誰か(相手)からお金が貰える」

ということであり、労働時間は常に「他人のために時間を費っている」のである。

 

なんで他人のために自分の時間を犠牲にしなければならないんだ。

まあ、自分の生活費を稼ぐという点では仕方がないけど。

と思っていた。

 

しかし、今は節約して無駄遣いしない生活を送るようになり

金銭面では余裕が出てきたので、もう働かなくていい。と思うようになった。

もし金銭面でキツくなってきたら、生活保護を狙うのもありだと思うようになった。

 

今の休養はひとまず今月で終わるかもしれない。

そうすると母親がまた働けと言ってくるだろう。

そのときは言い返してやりたい。

 

「自分は働いてないのに人に働けというのはどうかと思う。」と。

 

それでも30代で働いていないのは世間体がどうとか言ってくることが予想される。

そうしたら、

 

・世間体や見栄とか自分は何も気にしない。

・親が気にすると言っても、親のために働いているわけではない。

・親が敷いた「常識」という名のレールを走りたいと望んで生まれてきたわけではない。

 

と色々と言いたいことがあるのでぶつけてみようと思う。

それで関係が拗れるようであれば、お互いに不幸になるだけなので

自分名義の今のお家を売り払って、親の目がない土地に移住することも考えておこう。

公費とかの行政手続きが面倒ではあるが仕方がない。

 

それではまた。